Tecmint.comは9月19日(米国時間)、「12 ss Command Examples to Monitor Network Connections」において、Linuxで利用できるネットワークソケット情報の表示コマンドであるssコマンドの使い方を紹介した。ssコマンドでよく使われるオプションなどが簡単にまとめられている。
記事で紹介されている主な使い方は次のとおり。
コマンド | 内容 |
---|---|
ss | ステートに関係なくすべてのコネクションを一覧表示 |
ss -a | リスニングポートと非リスニングポートを一覧表示 |
ss -l | リスニングポートを一覧表示 |
ss -t | TCPコネクションを一覧表示 |
ss -lt | リスニングTCPコネクションを一覧表示 |
ss -ua | UDPソケットコネクションを一覧表示 |
ss -lu | リスニングUDPソケットコネクションを一覧表示 |
ss -p | ソケットに関連付けられたプロセスIDも表示 |
ss -s | 統計情報サマリを一覧表示 |
ss -4 | IPv4ソケットコネクションを一覧表示 |
ss -6 | IPv6ソケットコネクションを一覧表示 |
ss -at '( dport = :22 or sport = :22 )' | ポートを指定した一覧表示 |
ss -at '( dport = :ssh or sport = :ssh )' | ポートを指定した一覧表示 |
man ss | ssコマンドの使い方を表示 |
ssコマンドはLinuxで使われるコマンドで、他のUNIX系オペレーティングシステムには用意されていないことが多い。同様の情報はnetstatコマンドを使って取得できる。netstatコマンドはUNIX系オペレーティングシステムの多くで利用することができるが、提供されているオプションや、netstatコマンドで取得できる情報にはオペレーティングシステムごとに差がある。詳しい使い方はそれぞれのオンラインマニュアルを参照のこと。