18日、クオリティソフトはクラウド型IT資産管理サービス「ISM CloudOne」の最新バージョン6.6iのリリースを発表した。新バージョンでは、働き方改革で推進されているテレワークに対応した機能を実装している。
自動脆弱性診断やふるまい検知、URLフィルタリングからデバイス制御、ディスク暗号化などのエンドポイントのセキュリティ対策からハードウェア/ソフトウェアの一斉配布やライセンスなどの資産管理、個人データ取得同意機能やグループ企業管理と、シンプルなインタフェースに企業に求められるマネジメント機能が多数搭載されている「ISM CloudOne」。新バージョンでは、勤怠管理など働き方改革関連法に対応する機能を含む強化が行われている。
新搭載の就業時間管理機能では、勤怠データとISM CloudOneのPC稼働ログの突合により勤務外PC起動や未承認残業を可視化。月間/年間など区分により、残業許容時間にあわせて残業超過事前メッセージを自動送信する機能を備える。「月間」、「残業許容時間」"45時間"、「残業許容時間の残り」"20%"で"許容されている残業時間が残りすくなっています。計画的に業務を行ってください"と任意のメッセージをログオン時/指定時間などのタイミングを設定しての自動送信も可能だ。
そのほか、Windows 10の暗号化機能BitLockerでのクラウドでの管理・制御機能、認証コードによる"なりすまし"ログイン防止機能、定期的に端末と通信し「オンライン」、「離席中」、「オフライン」と接続状況を確認する機能などテレワークに役立つ機能も搭載している。