プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」を開発するアジャイルウェアは、同社が提供する議事録Web共有サービス「GIJI(ギジ)」に専用マイクを活用した音声認識機能を新たに追加することを発表した。9月17日よりトライアルを開始、10月初旬をめどに提供開始される予定。

今回、追加される音声認識エンジンは、国立研究開発法人NICT(情報通信研究機構)が開発したものを活用し、専用マイク「Candle(キャンドル)」を利用する。同マイクは、360度の指向性を持つスマートスピーカーで発言者の方向で話者を特定、それぞれの会話を認識してテキスト化することができるため、さらに大きく機能を進化させることができる。

会議議事録作成に特化したサービス「GIJI」は、専用エディタを搭載し、参加者全員がアジェンダをリアルタイム共有できるなど効率的な会議を促進するサービス。GIJI自体の利用料金は1ユーザーで月額300円。今回の音声認識オプションが1組織で月額8,000円、音声認識マイク本体の初期費用が250,000円となっている。