TOSEI、ソフトバンク・テクノロジー(SBT)、コンテックの3社は9月17日、コインランドリーとさまざまなサービサーをつなぐIoT プラットフォームサービス「TOSEI クラウド」の開発を行うことを発表した。
第1弾のサービスとして、オーナー向けに複数店舗管理や、ユーザー向けに店舗・機器稼働情報の提供などを2020年3月より開始する。
オーナー向けには、コインランドリーの複数店舗の売上情報・店舗情報・機器情報・稼働情報をダッシュボード画面からリアルタイムで一元的に管理できるようになる機能を提供する。
2020年4月以降は、顧客管理機能の提供により、店舗に来店する利用者ごとの利用状況に応じたキャンペーンやクーポン発行、近隣店舗とのデータ連携による相互送客などコインランドリーのさらなる活用に向けた利用者との接点強化を手軽に行えるようになる。
また、天気などの外部データと連携して、各店舗の売上をAI で予測することでオーナーの店舗管理に関わる運用コスト低減を実現するほか、店舗管理においてもAIによるメンテナンスや消耗品補充の最適化を実現することで、さらなる店舗運営に関わる業務を効率化していく。
ユーザー向けには、コインランドリーの検索や各店舗の情報を確認することが可能になる機能を提供する。また、店舗の機器の稼働情報の確認により、利用したいタイミングで機器に空きがあるのかどうかを事前に確認した上で洗濯物を店舗に持っていくことが可能になる。
2020年4月以降は、マルチ決済やキャンペーン情報の取得、事前に洗濯・乾燥機の予約ができるようになるなど、ユーザーの利便性向上を実現する。