関西エアポートは9月11日、関西国際空港においてゴミ箱センサー実証実験について発表した。同実験は8月21日から9月20日までの予定で実施し、同空港第1ターミナルビルにおける数か所のゴミ箱にセンサーを取り付け、ゴミ容量の検知及び通知データの内容を検証する。
同実験は、山崎産業の協力を受け、旺盛なインバウント観光客の増加を背景に清掃スタッフによるゴミ回収作業の効率化を目指すもので、空港内の各ゴミ箱にセンサーを取り付けることで、ゴミが溢れる前に、リアルタイムにゴミ箱の状態を把握し回収可能になるという。
同システムの導入によりピンポイントでゴミの量を把握できることから、少人数で無駄な動きをせず効率良く回収できる上、空港美観を損なうことなく最適な清掃オペレーションが可能になるとしている。