シチズンは同社が10月下旬に発売を予定している光発電スマートウオッチ「Eco-Drive Riiiver」(リィイバー)がCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)運営のクラウドファンディング「GREEN FUNDING」において過去最高支援額1億円を達成したことを11日、発表した。
エレガントなインタフェースを持ちながら、光発電技術エコ・ドライブにより室内の光でも発電し、スマートウオッチなのに充電不要な上、IoTプラットフォーム「Riiiver」との接続によるカスタマイズに優れたアプリ連携と発売を前に話題の豊富なEco-Drive Riiiver。
既に準備されているアプリ(CITIZEN公式Webサイト)もエレガントで、腕時計内蔵の加速度センサーによる、日々の歩数、距離、消費カロリーなどのアクティビティ、光発電量達成度を獲得するLIGHT LEVEL GRAPHや時計が浴びた光の道筋をマップ上に表示するLIGHT LEVEL MAPなどアプリの機能にも優雅なギミックがある。
さらにここに、"ヒト、モノ、コトを有機的に結びつける"ユーザーのアイデアで開発可能なマイクロ・コミュニティ・サービス「Riiiver」が加わる。開発者向けのサイトも用意されており、プログラミングの知識を必要としない"トリガー"、"サービス"、"アクション"各Pieceを組み合わせた方法のほか、Riiiver APIやRiiiver SDKを使った大規模な開発も可能だ。
・1.時計のボタンを押したら、2.タクシーを呼ぶ、3.到着時間を示す
・1.時計のボタンを押したら、2.野球の試合結果を、3.針で示す
・1.時計のボタンを押したら、2.現在の天気にあわせた、3.音楽を再生する
・1.時計のボタンを押したら、2現在位置を、3.メッセージで送る
と、エレガントなスマートウオッチを使った楽しそうなアイデア例がWebサイトには並んでいる。
11日、シチズンはCCCグループが運営するGREEN FUNDINGで1億円のプロジェクト支援金を達成したことを発表した。GREEN FUNDINGは、蔦屋書店、蔦屋家電、TSUTAYAなど実店舗と連携したプロモーションやアセットを活用したマーケティング支援も行うクラウドファンディングで、6月17日より「Eco-Drive Riiiver」の先行販売を開始、ショールーム「蔦屋家電+」での展示、アーリーアダプターへのアピールを行ったプロジェクトは8月31日までに支援金額106,419,704円(支援人数2748人)と過去最高の金額を達成している。