United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は9月5日(米国時間)、「Cisco Releases Security Updates|CISA」において、シスコシステムズの複数の製品に脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を突かれると、遠隔から攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており、注意が必要。

脆弱性に関する詳細は次のページにまとまっている。

  • Cisco Webex Teams Logging Feature Command Execution Vulnerability

    Cisco Webex Teams Logging Feature Command Execution Vulnerability

  • Cisco Industrial Network Director Configuration Data Information Disclosure Vulnerability

    Cisco Industrial Network Director Configuration Data Information Disclosure Vulnerability

今回発表された脆弱性のうち、2つは重大度が高(High)に分類されており注意が必要。ただし、今回発表された脆弱性に重大度が緊急(Critical)のものは存在していない。

Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記の脆弱性情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。シスコ製品は脆弱性情報が発表されることが多く、定期的にアップデートを適用していくことが望まれる。