日立システムズは9月5日、SNSとチャットボットを活用して、応募者の希望と募集条件とのマッチング確認や面接日程の調整などの採用業務を自動化する「採用面接マッチング自動化サービス」をパーソルワークスデザインと共同開発し、10月から提供開始することを発表した。
「採用面接マッチング自動化サービス」では、企業側の採用管理システムと連携したチャットボットが、面接可能なスケジュールをリアルタイムに把握して応募者に提示することで、応募から面接日程調整までをSNS上で自動的に行うもの。
応募者はまず、企業の採用Webサイトや募集チラシにあるURL・QRコードから、SNSアプリケーションなどを通じて企業専用のチャットボットへアクセスする。勤務地(面接会場)や勤務条件などの質問に応募者が対話形式で希望条件などを回答すると、その内容が企業の採用管理システムへ自動的に共有され、対話情報に応じた面接日程などの調整結果を応募者に自動回答して面接日程が決定する仕組みだ。
これにより、応募受付から面接日程の調整までを自動化し、オペレーターの工数を大幅に削減するほか、早朝や深夜など24時間365日いつでも応募受付が可能となり、SNS上で即日面接日や場所が確定するなど応募者の利便性が大きく向上するため、応募離脱の解消にもつながるとしている。