KDDIは8月30日、5G/IoT時代のビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE(東京・虎ノ門)」の新たな活動拠点として、9月5日に「KDDI DIGITAL GATE 沖縄(那覇市)」を、同12日に「KDDI DIGITAL GATE大阪(大阪市)」をそれぞれ開設すると発表した。本格的な5G/IoT時代の到来を見据え、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速し、企業とともに新たなビジネスソリューションを創出することで、地方創生や社会課題の解決に取り組むいう。

  • 「KDDI DIGITAL GATE 沖縄」と「KDDI DIGITAL GATE大阪」のイメージ

    「KDDI DIGITAL GATE 沖縄」と「KDDI DIGITAL GATE大阪」のイメージ

KDDI DIGITAL GATEはデザイン思考をベースとしたワークショップやアジャイル開発チームによるプロトタイピングを通じて、サービスの利用者となるエンドユーザーの体験を観察・分析し、潜在的な課題を発見するとともに、最先端のテクノロジーを用いて、それらを解決するソリューションをデザインし、構築・検証を素早く実行することができる5G/IoT時代のビジネス開発拠点。

2018年9月5日に開設したKDDI DIGITAL GATEは開設以来、計200社を超える企業が利用し、課題解決や新規ビジネスの創出をサポートしている。また、オープンイノベーション拠点としてスタートアップ企業の斬新なアイデアや先進的なテクノロジー、5G実証実験環境、およびKDDIグループによる技術的なサポートを提供することで、次世代技術を活用したビジネス共創を推進している。

KDDI DIGITAL GATE 大阪は、関西地域をはじめ西日本における企業のビジネス開発をサポートし、同沖縄は、沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)と連携し、同県の産業全体の生産性および国際競争力の向上に取り組む方針だ。