NTTアドバンステクノロジは8月29日、RPAツール「WinActor」の新たなサービスとして、従量課金制クラウド型自動化サービス「WinActor Cast on Call」を9月3日から正式にサービス提供すると発表した。
年間ライセンスで提供しているWinActorでは、業務を自動化するシナリオを利用者が作成して運用する必要があるが、「WinActor Cast on Call」では、あらかじめクラウド上に登録された業務自動化のシナリオを選択し、実行する。シナリオが正常に完了した後、その利用料金を支払う。
WinActor Cast on Callは既成のシナリオを利用するため、アカウントを登録した日から業務に活用することができる。シナリオは利用状況が一目でわかるため、作業履歴を管理できる。
提供されるシナリオは、「Excelファイルの開閉」だけを行うなどのPC上での簡単な動作を実行するシナリオ群、データリストから既定の書式ファイルに転記するなどの「労務支援系」シナリオ群、「クラウドツール連動系」シナリオ群など。
シナリオ作成のパートナーが作成する特定業務に特化したシナリオも用意される。有償シナリオを利用する前にそのシナリオの内容を確認できる無償シナリオもある。