ブイキューブとNTTテクノクロスは8月28日、両社が得意とする映像や音声技術を活用し、新たな市場創造を目指す提携の構築について合意した。Web会議市場で高いシェアを持つというブイキューブの実績と、NTTテクノクロスが持つ映像解析・音声認識などの技術を生かし、次世代のプラットフォームサービスPaaSや移動サービスMaaSなどのビジネス領域において、新サービスの共同開発を視野に入れた技術検討を開始するとしている。

働き方改革への取り組みが本格化し、テレワークを利用した柔軟な働き方への注目が高まっており、このような中で、Web会議を始めとする映像、音声を利用したコミュニケーションサービスは、テレワークを支えるサービスとして今後の市場成長が期待されている。

今回の連携により、両社が長年培ってきたWeb会議分野での技術やサービス、顧客サポート体制を組み合わせ、今後の成長が期待される働き方改革分野で新たな価値を提供するとしている。

また、コミュニケーション関連市場に加えて、両社が得意とする映像や音声技術を生かして、新たな市場創生に向けた協力関係を構築する。

提携による取り組みの第1弾として、コミュニケーション関連市場における働き方改革ソリューションの相互販売を実施する。

具体的には、NTTテクノクロスはV-CUBE ミーティングの販売代理店となることで、両社のWeb会議分野における技術やノウハウを融合して、働き方改革におけるWeb会議市場の拡大を目指す。

また、ブイキューブがNTTテクノクロスのリモートアクセスツールである「MagicConnect」の販売代理店となることで、働き方改革関連市場の開拓を推進する。