Vivaldi Technologiesは8月21日(米国時間)、「Vivaldi 2.7 – A more productive browser|Vivaldi Browser」において、Webブラウザ「Vivaldi」Vivaldiの最新版となる「Vivaldi 2.7」の公開を伝えた。

今回のバージョンは、特にミュート機能が導入された点が注目される。タブごとにあらかじめミュートを設定しておくことができ、閲覧中にいきなりオーディオ再生が行われるといったこと回避できる。

Vivaldi 2.7の主な特徴は次のとおり。

  • タブメニューから対象ページのミュートする機能を追加。事前に設定することが可能で、タブをミュートに設定しておけばオーディオ再生をミュートすることができる
  • タブのミュート設定はデフォルトの挙動を設定ダイアログの「タブ→タブ編集→タブの音声をミュート」から変更できる
  • ステータスバーに表示する読み込み情報をより詳細な報告に変更(要求の処理中、待機中、接続中、安全な接続の確立など)
  • Flash Player向けの制御機能追加
  • macOSにおけるクラッシュ問題の修正
  • ユーザプロファイルへのアクセスをデスクトップにショートカットとして作成可能(Windowsのみ)
  • タブからミュートを有効化

    タブからミュートを有効化

  • 設定ダイアログからミュートのデフォルト挙動を設定可能

    設定ダイアログからミュートのデフォルト挙動を設定可能

今回導入されたミュート機能は特にユーザーからの要望が多かったもの。Vivaldiはユーザーが自分の好みにカスタマイズできるWebブラウザを提供することを目指しており、他の主要なWebブラウザが提供していないさまざまな機能を提供している。