Canonicalは8月15日(米国時間)、「Why multi-cloud has become a must-have for enterprises: six experts weigh in|Ubuntu」において、マルチクラウドプラットフォームが企業にとって欠かすことのできないものになっている理由を説明した。
紹介されている理由は以下の通り。
- 特定の要件に応じてさまざまなワークロードをさまざまな異なる環境に分離する柔軟性を提供しつつ、高い俊敏性とコスト効率を実現している
- ベンダーのロックイン回避や単一プロバイダへの依存を回避できる
- Kubernetesのような新しいテクノロジーによって実行環境の統合が進んだことで、マルチクラウドの利用がこれまでよりも簡単で現実的になっている
- オンプレミスもプライベートクラウドもマルチクラウドの選択肢になりうる
- 開発者がユースケースに最適なコンポーネントを選択できる。例えば、クライアントのイベント処理にAWS Lambdaを使い、イベントログの分析にGoogld Cloud Platformを使うといったことができる
- 複数のクラウドプラットフォームとサービスを使用することが、多くの企業にとって現実になっている
記事では、マルチクラウド環境に対応していくには、より調整されたアプローチが大切と指摘しており、マルチクラウドという利用形態を最大限利用できる状態を整えることの重要性を説明している。