Microsoftは8月14日(米国時間)、「Bringing cloud powered voices to Microsoft Edge Insiders - Microsoft Edge Blog」において、CanaryチャンネルおよびDevチャンネルのMicrosoft Edgeにクラウドベースの音声読み上げ機能を追加したと伝えた。

Microsoft Edgeには既に音声読み上げ機能が搭載されているが、今回新しく追加された機能はクラウドベースの機能を使っており、既存の音声読み上げ機能よりもより自然な発音が可能とされている。

この機能を利用するには、読み上げをさせたいテキストを選択してから右クリックでメニューを表示させ、そこから「選択部分を音声で読み上げる」を選択すればよい。

  • CanaryおよびDevチャンネルのEdgeに搭載されたクラウドベースの新しい音声読み上げ機能

    CanaryおよびDevチャンネルのEdgeに搭載されたクラウドベースの新しい音声読み上げ機能

音声読み上げ中は次のスクリーンショットのようにEdgeの上部に制御用のバーが表示される。

  • 音声読み上げを制御するためのバーが表示される

    音声読み上げを制御するためのバーが表示される

表示されるバーの右端には「音声オプション」というボタンが用意されており、発声スピードの調整や、音声を変更することが可能になっている。

  • オプションから発声スピードや音声を変更することができる

    オプションから発声スピードや音声を変更することができる

現段階では日本語に対しては「Microsoft Haruka Online」が提供されている。

  • 日本語は「Microsoft Haruka Online」が対応

    日本語は「Microsoft Haruka Online」が対応

スマートフォンのデジタルアシスタントやスマートスピーカーの普及に伴い、音声を使ったデバイスとのやり取りは一般的な操作方法として定着しつつある。Edgeが導入した新機能はこうした流れに沿うものと見られる。