Visual Studioエンジニアリングチームは8月8日(米国時間)、「Visual Studio Code July 2019」において、Visual Studio Code version 1.37の新機能を紹介した。Visual Studioエンジニアリングチームは毎月、Visual Studio Codeの新機能を紹介している。
紹介されている主な新機能は次のとおり。
- すべてのアイコンをアップデート(スタイル、色、サイズを統一)
- 設定でエディタを使った編集を行うのではなく、文字列の配列設定を個別のフィールドで編集できるように変更
- settings.jsonファイルにおいて不要な設定やサポートされていない設定を警告する挙動を変更。警告を出す代わりに、使われていない設定はフェードされ、ホバーするとその理由が表示されるようになった
- エクスプローラで検索結果を表示するように変更
- 選択したテキストにおいて空白を明示的に表示する機能を追加
- ミニマップにおける検索結果表示の改善
- 検索と置換において大文字と小文字を区別する機能を追加
- 検索ウィジェットにおけるボタンのアクティブ表示機能を追加
- 統合ターミナルの検索UXを改善
- 統合ターミナルのアクセシビリティを改善
- CSSプロパティ値補完機能の改善
- JavaScriptおよびTypeScriptの構文機能を強化
- 拡張機能関連の強化
- 新しいチュートリアルの追加(SSH経由でリモートマシンや仮想マシンに接続する方法、WSLを利用する方法)
Visual Studio Codeは開発者に人気の高いエディタ/開発環境の1つ。Windows、macOS、Linuxなどの複数のプラットフォームで動作し、世界中のプログラマによって使われている。開発も活発に行われており、今後もさらにユーザーの増加が見込まれる。