PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは2019年8月8日(米国時間)、「PostgreSQL: PostgreSQL 11.5, 10.10, 9.6.15, 9.5.19, 9.4.24, and 12 Beta 3 Released!」において、サポートしているすべてのバージョンおよび現在開発中のバージョンに関して最新版を公開したと伝えた。

公開されたバージョンは次のとおり。

  • PostgreSQL 11.5
  • PostgreSQL 10.10
  • PostgreSQL 9.6.15
  • PostgreSQL 9.5.19
  • PostgreSQL 9.4.24
  • PostgreSQL 12 Beta 3

リリースされたバージョンには2つのセキュリティフィックスと40を超えるバグの修正が取り込まれている。PostgreSQLのWindowsインストーラにも2つのセキュリティ上の問題が見つかっており、こちらの修正も含まれている。PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは、ユーザーに対して可能な限り迅速に最新版へアップデートすることを推奨している。

  • PostgreSQL - The world's most advanced open sorce database

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今回のバージョンはほかのマイナーリリースと同様に、バイナリを置き換えるだけでアップデートが可能。アップデートに際して、データのダンプおよびリストアといった作業は不要。PostgreSQLをダットダウンし、バイナリを更新することでアップデートを実施することができる。

PostgreSQLはDB-Enginesのデータベースランキングで4位につけているほか、長期にわたってシェアの増加が続いている。