ソリトンシステムズは8月9日、既存のネットワークに接続して企業のLANネットワークへの不正アクセスをブロックする「NetAttest LAP」のクラウド管理サービスである「NetAttest LAP Managed by cloud(NetAttest LAP Mbc)」を開発し、申し込み受付を開始した。 年間ライセンス価格は、LAP Mbcが1社あたり4万8000円、監視対象ネットワークに設置する小型アプライアンスである「LAP Sensor」が1台あたり4万8000円(いずれも税別、初期費用無し)。提供開始日は8月20日。
NetAttest LAP Mbcは、ネットワークを通じて送受信する情報を監視し、不正デバイスを検知する。
クラウド上の管理コンソールである「LAP Manager cloud」によって複数の拠点間のホワイトリストの一元管理やファームウェア更新などのメンテナンス作業も集約できるため、国内外に多数の拠点が散在し、メンテナンスなどを担える人材の確保が難しい場合にも適するという。
インターネットとスイッチの空きポートがあれば即座に利用可能で、ネットワーク機器やクライアントデバイスに依存せず、必要な通信はHTTPS/443のみとのこと。
そして、ネットワーク上の接続デバイスのベンダーやOS、ホスト名など情報を可視化する。
なお、LAP Sensor年間ライセンスにはLAP Sensor本体、先出センドバック保証、バージョンアップ版の提供を含み、最大5年間の複数年契約が可能。