ライオン(LION)は6日、同社経営ビジョンに基づいた従業員の健康活動の実践「ライオン流健康サポート ライオン"GENKI"アクション」を年内から順次開始していくことを発表した。
アクションは、次世代のヘルスケアのリーディングカンパニーを目指す同社が、従業員一人ひとりの健康意識のさらなる向上や自発的な健康行動の実践を促すことで自社の目的に近づこうというものだ。今回同社が発表した取り組みは以下の4つ。
・将来の健康リスクを見える化する「個人別健康情報システムの構築」
・「予防歯科習慣の浸透」
・「3大がん(肺がん・胃がん・大腸がん)対策の強化」
・「禁煙への取り組み」
同社は、2017年、2018年、2019年と3年連続で経済産業省が認定する"健康経営優良法人500"に選定されており、ストレスチェック実施率の向上や職場ラインによるケア体制、社内外の産業保険スタッフの拡充などメンタルヘルスケア、1970年代から実施している社内歯科検診などのオーラルヘルスケア、ヘルシーで美味しい食事を従業員食堂で提供するための給食委員会を開催するなど健康経営を実践している。
今回発表された"GENKI"アクションの中の「個人別健康情報システムの構築」では、健康診断や歯科検診、唾液検査などの検診データを一元化し従業員がアクセスできるシステムの導入(2020年予定)も掲載されており、ここにはAIを活用したリスク予測などの仕組みも搭載される。