UiPathは8月6日、AI insideのAI-OCRソリューション「DX Suite」との連携を実現する開発キット「AI-OCR workflow for AI inside - DX Suite」の配布を、マーケットプレイス「UiPath Go!」を通じて開始したことを発表した。
この開発キットは、RPAプラットフォーム「UiPath」のロボットから、AI insideが提供するAI-OCRソリューションである「DX Suite」を、API連携によって自動化するためのワークフローと、それを使ったサンプルワークフロー等から構成される。
本年1月に発表した「Connector for AI inside - DX Suite」の後継であり、新たにOCRジョブの検索機能やElastic Sorter機能に対応。OCRジョブの検索機能により、読み取り結果に応じて後続の処理を変更することができ、より柔軟なワークフロー開発が可能だという。
また、Elastic Sorter機能によりレイアウトの異なる複数のファイルの仕分け処理の自動化が可能。仕分け処理を行った後にOCRの処理が行えるため、「複数種類のファイルを一度にアップロードし、仕分け処理やOCR処理を行い、CSVファイルへ出力する」という流れを1つのワークフローで実現することが可能だということだ。