SAPジャパンは8月5、顧客およびパートナーと共にデジタル変革やイノベーションを推進するための共創イノベーション施設「SAP Leonardo Experience Center Tokyo」を東京都千代田区の「大手町ビル」に開設したと発表した。
SAPは、デザインシンキングの取り組みをアイデア出しだけで終わらせず、アイデアを実行に移して失敗と改善に取り組むための共創イノベーションを加速化し、企業が成功できるよう支援する場として、世界でSAP Leonardo Experience Centerを展開している。
SAP Leonardo Experience Center Tokyoは、デザインシンキングのためのスペースと、デジタル変革後の姿のバーチャル体験スペース(Immersive Experienceルーム)を備え、デジタル変革推進のために必要となるすべてを1つの施設に集約した点で、SAPとして世界初の施設になるという。
ヒューマン・インタラクション・スペースはデザインシンキングを行うためのイノベーションスペースで、ディスカッション、プロトタイピング、アイデアソンなどを行うための環境を整備し、人と人との共創イノベーションを促進する。
「デジタル・インタラクション・スペース」:最先端のデジタル機器や最新技術を活用したイノベーションコンセプトの展示とデジタル変革後の姿を360度でバーチャル体験できる「Immersive Experienceルーム」を中心に据え、デザインシンキングで生まれたアイデアの具体像をイメージ化することができる施設になっている。
SAPジャパンは、SAP Leonardo Experience Center Tokyoを、三菱地所と協同運営するコラボラティブスペース「Inspired.Lab」、グローバル研究開発組織「SAP Labs Japan」の一部オフィスを同じ大手町ビル内に開設した。