SAPジャパンは8月5日、グローバルな研究開発組織「SAP Labs Japan」を設立したことを発表した。SAP Labsは、SAPソリューションの開発を担う研究開発組織で、世界各地に設立され、SAPソリューションの開発と継続的な改善、イノベーションの創出に取り組んでいる。
各SAP Labsでは、特定のアプリケーション、テクノロジー、市場に特に焦点を当てた研究開発を推進するとともに、現地の顧客、パートナー、大学、スタートアップ企業と連携し、エコシステムを構築している。
SAP Labs Japanは、「SAP標準ソリューションの日本市場向け機能拡張」「イノベーションを起こしていく企業文化醸成をSAPジャパン内で加速」「日本が強みとする分野における知見をSAPグローバルのソリューションの開発に寄与」という目的の下、SAPソリューションの研究開発に取り組む。
「SAP Labs Japan」の設立は、SAPジャパンが日本型デジタル変革のフレームワークを前進していくための新たな取組みとして位置づけられている。