富士通エフサスは7月31日、トレンドマイクロが提供するウイルスバスターコーポレートエディションの後継となる新製品「Trend Micro Apex One」を、「FUJITSU Security Solution 次世代エンドポイント運用サービス」の対象商品として追加し、8月30日から運用サービスの提供を開始すると発表した。価格は個別見積もり。
新サービスではウイルス対策およびEDR機能を有する製品の運用作業を代行し、アラート監視、QA、検知ポリシーのメンテナンスを実施する。アラート検知時において、セキュリティインシデントのトリアージを行うことで、潜在的なセキュリティリスクの迅速な把握を支援するほか、緊急時には感染端末を早期に隔離することにより被害拡大を抑制するという。
24時間365日監視し、セキュリティリスク早期発見、通報、分析を行うほか、検出された大量のログをセキュリティ専門技術者が分析し、傾向や特徴をレポートにまとめることで現状を可視化することでリスクマネジメントを支援する。
また、富士通館林LCMサービスセンターが感染後の原因調査や拡散防止までリモートで実施し、顧客のサイバーレジリエンスを高めるという。同センターでは、300社以上の顧客のサーバ、ネットワーク機器、セキュリティ機器を監視しており、トレンドマイクロの「Deep Discovery Inspector」や「Trend Micro Deep Security」の運用サービスも提供している。
また、すでにウイルスバスター コーポレートエディションの利用ユーザーは、新たにインストールすることなく、バージョンアップでTrend Micro Apex Oneを利用できるという。