Microsoftは米国時間2019年7月29日、自社のドキュメントシステム「docs.microsoft.com」にコードサンプルを閲覧する「docs.microsoft.com/samples/」を追加した。従来は各ドキュメントに挿入、もしくはリンクを貼ったコードサンプルを個別に参照しなければならなかったが、新たな階層を設けることで、ソリューションに応じたコードサンプルの閲覧が可能になった。また、コンテンツによってはARM(Azure Resource Manager)テンプレートを用意し、直接Microsoft Azureへ展開可能にしている。
加えて従来はレポジトリ全体をクローンしなければならなかったが、docs.microsoft.com/samples/」は各ページにZIP形式のダウンロードリンクを用意しているため、必要なコードサンプルのみを入手可能。また、コードサンプルの検索機能を備えており、キーワードにマッチするコンテンツをフィルタリングできる。Microsoftは利便性を高めるため、ユーザーからのフィードバックを求めているので、こちらのページを参考に提案するとよい。