Netcraftは7月26日(米国時間)、「July 2019 Web Server Survey|Netcraft」において、2019年7月におけるWebサーバのシェア調査の結果を伝えた。
2019年7月はnginxがさらにシェアを広げ、34.59%に到達した。これで、nginxはWeb全体の3分の1以上のサイトで使われていることになる。3分の1を超えたWebサーバはNetcraftの計測史上4番目とされている。
Netcraftは1995年8月からWebサーバ調査を開始している。24年間にわたってWebサーバの計測を続けており、最初に3分の1以上のシェアを獲得したのはNCSA。NCSAはすぐにApacheにその座を奪われ、Apacheは1996年6月には3分の1以上のシェアに到達している。その後、Apacheは2016年2月まで3分の1以上のシェアをキープした。
ApacheはMicrosoft IISに置き換わる形でシェアを失い、Microsoft IISが3分の1以上のシェアを獲得。Microsoft IISは2019年1月に3分の1以上のシェアを失い、2019年7月にはnginxが3分の1以上のシェアに到達したことになる。