BBIXとさくらインターネットは7月29日、モバイルネットワークソリューションを提供する合弁会社「BBSakura Networksを8月に設立すると発表した。資本金は2億円(資本十尾金含む)、株主構成はBBIXが1万200株(51%)、さくらインターネットが9800株(49%)。
BBIXは日本や香港、シンガポールの各拠点を通して、携帯事業者(MNO)間の国際ローミングサービスを支えるローミングピアリングエクスチェンジ(RPX)サービスを提供しており、アジアの主要なMNOに対して高品質な通信サービスを提供している。
一方、さくらインターネットはIoT/M2M向けのマルチキャリア対応SIMサービス「さくらのセキュアモバイルコネクト」を提供しており、モバイル通信を管理するモバイルコアは同社が独自開発し、「さくらのクラウド」上で運用している。
今回、両社はBBIXが持つネットワークや販売力、さくらインターネットが持つソフトウェア開発力を融合し、モバイルネットワークソリューションを提供する合弁会社としてBBSakura Networksを設立する。
新会社は、さくらインターネットが持つソフトウェアやクラウド基盤をベースに、モバイルネットワークソリューションを開発し、BBIXを通してソフトバンクをはじめとした国内外の通信事業者向けに提供を予定している。