Microsoftは7月24日(米国時間)、「Why Office Online is Now Simply Office - Microsoft Tech Community - 760207」において、Web版Officeにおいて「Online」ブランドを廃止すると発表した。
この理由について、現在のOfficeアプリケーションやサービスはさまざまなプラットフォームをサポートしているため、それぞれのプラットフォームに特有のサブブランドを利用することに意味がなくなってきたと説明されている。
具体的には、次のように製品の名称が変わる。
以前の名称 | 今後の名称 |
---|---|
Office Online | Office |
Word Online | Word |
Excel Online | Excel |
ただし、Web版のOfficeであることを明示的に示したいこともあるため、ドキュメントにおいて「Office for the web」「〜 on the web」「〜 on Office.com」「〜 in a browser」などの表記をすることもあるとしている。表記は文脈に依存して適したものが選ばれるようで、厳密な決まりはないようだ。「Office for the web」は「Office for Windows」「Office for Mac」「Office for iOS」「Office for Android」などの表記と一致しており不自然なものではないと説明している。
今回のブランド名変更はOfficeアプリについてのみ適用されるとしており、「Exchange Online」「SharePoint Online」「Project Online」「Office Online Server」などに変更はない。ブランド名の変更はすでに一部には反映されている。残りの部分は今後短期間のうちに対応を完了するとしている。