富士通フロンテックは7月24日、中期事業計画に基づく安定的な収益基盤構築施策の一環として、コスト構造改革を推進し、その施策として社内リソースシフトを実施すると発表した。

同社は、グローバルプロダクトビジネスにおける成長戦略の着実な実行と、それに伴う安定的な収益基盤の構築を図るため、コスト構造改革に着手する。

具体的には、プロダクト開発・製造・調達体制の再編・強化、ソリューション・サービス起点でのビジネス強化、不採算事業の見直し、これら3つの取り組みに関連した全社的なリソースシフトを行う。

全社的なリソースシフトは、成長領域への配置転換などによる人的リソースの適正配置を実施するもの。国内従業員の一部については、早期退職優遇制度を活用することによりグループ外へのキャリア転進を希望する従業員に対して一定の支援を行う。同施策による退職者は100名程度と見込まれている。