NECは、杉並区で「スマート街路灯」の実証を2019年8月から2019年12月まで実施すると発表した。
「スマート街路灯」は、無線通信機を用いた街路灯のネットワーク化により、街路灯の稼働状況を一元管理し、照明切れや搭載機器の故障への迅速・効率的な対応や、季節や天候、エリアに応じた照度設定が可能。
また、カメラや各種センサーを装備することで、街に関する様々なデータを効率的に収集しできる。
今回の実証では、既存の街路灯に後付けするできるヘッドモデル型を採用し、照度変更に対応する照明、ネットワークカメラ、マルチセンサー(照度、温湿度、振動・傾斜)、水位センサーを杉並区内の善福寺川周辺など計12灯する。
これにより、照明やカメラ映像からの水位、また各種センサーの状況を区役所内のパソコンから地図上で確認でき、異常時にはアラーム通知することで、早急な対処が出来るよう検証していくという。
NECはこの実証を通し、杉並区における街路灯の管理効率化やリアルタイムな河川監視を支援する。