Visual Studioエンジニアリングチームは7月22日(米国時間)、「Java on Visual Studio Code July Update|The Visual Studio Blog」において、Visual Studio Code 7月のアップデートで強化されたJava関連の機能を紹介した。今回のアップデートでは特にリファクタリング機能やセマンティック選択機能が強化されている。
主な変更内容は次のとおり。
- Extract to variable、Extract to constant、Extract to methodなどのリファクタリングを実施したあとに名前の変更も行われるように変更
- 式を選択した段階でextract to fieldリファクタリングを選択できるように変更
- コード内のキャレット位置や意味情報を加味して選択範囲を拡大や縮小が可能なスマート選択機能(セマンティック選択機能)をJavaコードに対しても適用
- ソースおよびターゲットがまだサポートされていない場合、Mavenプロジェクトが最新の実行環境を用意するように変更
- HTTP URL経由でチェックスタイル設定を読み込む機能を導入
Visual Studio Codeは後発でモダンな開発環境とされており、Windows、macOS、Linuxなど複数のプラットフォームで動作する。最近ではWindows 10のWSLを使って開発を行う機能も注目され始めており、Windows 10で動作するVisual Studio Codeを使ってLinuxアプリケーションの開発を行うスタイルにも人気が出てきている。