Box Japanは7月23日、Boxと機械学習サービスを簡単に連携するフレームワークと開発ツールキット「Box Skills Kit(ボックス スキルズ キット)」の国内提供を開始すると発表した。
Box Skills Kitは、企業がBox上で保有するコンテンツに社外のパートナーやサードパーティが提供する機械学習サービスを組み合わせることで、Box上に格納された画像やオーディオ(音声)、動画などの膨大な情報を検知して活用する機能を提供する。これにより、従来はコストがかかり実用的ではなかったビジネスプロセスのデジタル化と自動化を支援するという。
また、企業やサードパーティの開発者、システムインテグレーターはAI連携の構築をカスタマイズし、Box上に格納しているコンテンツをスマートに活用することができるという。
同キットと機械学習サービスを組み合わせることで実現する主なサービスは、画像データから写っているオブジェクトやコンセプトを検知し、テキストに書き出す「画像インテリジェンス」、話されている音声データの転記と内容からキーとなるトピックを識別する「オーディオインテリジェンス」、動画ファイルに出てくる人が話している内容から、キーとなるトピックを転記や検知するほか、各個人の顔を識別する「動画インテリジェンス」となる。