伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は7月22日、マルチクラウド時代に求められるデータセンターの新たな役割を探求するため、顧客やITベンダーを交えた研究会「CTC Datacenter Exchange Community」(CDEC:シーデック)を5月に発足したと発表した。

CDECは、顧客が抱える悩みや課題に対しテーマを設定し、CTCが実際に導入した先進的な事例と直面した課題やトレンド情報をベースに根本的な問題や課題の解決について討議する取り組み。

CDECでは意見交換や議論を重視しているため、十数社程度の参加を想定しており、参加する企業同士が課題を共有することで、新たな気付きや新規の取り組みにつながる場にもなるという。

5月に、「マルチクラウド環境における認証とID管理」をテーマとして、第1回を開催。第2回目は、デジタル時代のデータプラットフォームのあるべき機能、CTCのサービス管理システムの開発現場で行われた自動化ツール(RPA/AI)による生産性向上をテーマとして、8月6日に開催する。