Netcraftは7月16日(米国時間)、「Netcraft releases anti-phishing extension for Microsoft Edge」において、Microsoft Edge向けのアンチフィッシングエクステンションを公開したと伝えた。
Microsoft Edgeの現行バージョンである34以降およびMicrosoft Edge Insiderで利用可能なプレビュー版で利用可能。このエクステンションを利用することで、フィッシングやクロスサイトスクリプティングに対する保護を実現できるという。
エクステンションが提供している主な機能は次のとおり。
- Netcraftのフィッシング対策コミュニティによって得られるデータに基づいた不正サイトの検出
- エクステンションボタンをクリックすることで、訪れているサイトの詳細情報を表示。対象サイトの安全性に関する情報を簡単に得ることが可能
- サイトのリスク評価を視覚的に判断する機能の提供
- 疑わしいサイトを報告する簡易ボタン
- クロスサイトスクリプティングに対する保護機能
Netcraftは2004年にInternet Explorer向けに同様のエクステンションをリリースしており、2005年にはFirefox、2012年にはGoogle Chrome、2013年にはOperaに提供を開始している。今回、Microsoft Edge向けにエクステンションの提供を開始したことで、デスクトップ向けWebブラウザの9割ほどでNetcraftエクステンションの利用が可能になったことになる。