TISは7月16日、同社のクラウド型リモートデスクトップサービスである「RemoteWorks(リモートワークス)」に、テレワークに必要な労務管理としての「接続時間管理機能」や高セキュリティを実現する「多要素認証のブラウザ接続機能」などを追加した。

  • RemoteWorksでの接続手順

RemoteWorksは、PCやタブレット端末を使って、自宅や外出先から勤務先の業務PCへセキュアに接続できるクラウド型のリモートデスクトップサービス。

接続時間管理機能は、テレワークなどでのユーザの勤務時間の管理や利用可能時間の設定により、働き過ぎを防止するという。

管理者によるユーザの利用可能な曜日や接続可能時間帯の設定、及びユーザ自身による接続時間確認機能を追加した。

これにより、テレワーク導入における懸念事項だった過重労働防止を実現するとしている。

多要素認証のブラウザ接続機能では、情報漏洩リスクの低減及びBYOD(Bring Your Own Device)でテレワークを実現するため、接続元PCのブラウザで業務PCに接続できるという「RemoteWorks Browse」を追加した。

接続元PCのOSは、Windowsに加えてMacOSにも対応する。

また、スマートフォンなどを利用したワンタイムパスワードの利用で、なりすましによる不正使用を防止し、多要素認証による高セキュリティを実現するという。

同社は、同サービスを働き方改革に取り組む企業やテレワーク導入を進める企業向けに提供していき、2021年までにサービスとしてトータル6万IDの獲得を目指す。

また、7月22日から約1か月間実施予定の「テレワーク・デイズ2019」に合わせ、RemoteWorksを30日間無料でトライアル可能なキャンペーンを実施する。