宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、7月10日9時46分ころより実施した小惑星探査機「はやぶさ2」の2回目の小惑星リュウグウへのタッチダウンに向けた降下開始の可否判断(Gata1)について、GO判断としたことを明らかにした。

はやぶさ2の公式Twitter上で明らかにされたもので、探査機本体ならびに地上局のいずれも正常であることを確認した結果、GO判断となったと説明している。

これにより今後は、同日10:46よりホームポジションからの降下を開始、同21:19より降下継続の可否判断(Gate2)、7月11日8:41より最終降下判断(GO/NOGO判断、Gate3)を経て、7月11日の10:18ころ(地上時間、機上時間は10:05)ころから10:45ころにかけて目標とする半径3.5mの円形の領域「C01-Cb」へのタッチダウンに挑むこととなる。

なお、タッチダウンが成功したかどうかについての公式アナウンスは7月11日の14時より開催される予定の記者会見にて行われる予定となっている。

  • はやぶさ2
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  • 7月10日10時ころのはやぶさ2の地上局の様子。降下開始の準備が整っているかを運用担当者で確認を行い、予定通りはやぶさ2の降下を開始することが決定された (C)ISAS/JAXA