セゾン情報システムズは7月3日、IoT機器からのデータ連携を安全確実に行う「HULFT IoT」の最新版「HULFT IoT Ver.2.0」を提供開始した。価格は、基本構成で4万5000円(税別)から。
新バージョンでは、工場IoTのシステムの負荷分散やネットワーク通信量の削減を行うエッジコンピューティングの一連のデータ連携処理を「ノンプログラミングで開発」できる新機能として、GUI開発ツール「EdgeStreaming」を追加した。
同機能の利用により、工場の生産管理部門の課題として顕在化しているというOT(運用技術)とIT(情報技術)の連携技術に関するエンジニアリングコストを大きく削減し、工場のIoT化を支援するとしている。
また、工場IoT向けの接続アダプタを追加。具体的には、センサ、PLC、データベース、HTTP、ファイルなど各種データソースへの接続を容易に行えるというアダプタを提供する。今回のバージョンアップではPLC接続用のModbusアダプタを追加し、今後のバージョンアップでOPC-UAなどに順次対応していく方針だ。