東芝デジタルソリューションズは7月2日、Nebbiolo Technologiesの「Nebbiolo フォグプラットフォーム」のラインアップの1つとして、仮想マシン単位で安価に導入できる新商品の提供を開始することを発表した。

同社は、「Nebbioloフォグプラットフォーム」として、「fogNode(フォグ用ハードウェア)」「fogOS(現場のシステムやアプリケーションを収容するソフトウェア)」「fogSM(フォグをリモートで一元管理するシステム管理ソフトウェア)」をセットで提供することで、遠隔拠点を含めた運用効率化をサポートしてきた。

  • 「Nebbioloフォグプラットフォーム」の概要

これまで、ソフトウェア「fogOS/fogSM」を搭載できるのは専用のハードウェア「fogNode」のみだったが、「Nebbioloフォグプラットフォーム」のサービス体系を刷新し、ソフトウェア「fogOS/fogSM」のみを仮想マシン単位で導入することが可能になった。

今回、認定ハードウェアとなった東芝インフラシステムズの産業用コンピュータ(東芝産業用コンピュータ)FA2100Tシリーズは、24時間連続稼働を前提に高信頼・長寿命部品を採用した設計であり、10年以上にわたって保守サポートが可能。

さらに、1台の中に複数の仮想マシンを搭載できるため、ハードウェアやOSが老朽化した古い産業用コンピュータおよびアプリケーションの資産を有効活用できるという。