ソニー生命保険は26日、郵送物にJAVIS(日本視覚障がい情報普及支援協会)開発する音声コード「Uni-Voice」を用いたサービスを6月より開始することを発表した。
JAVIS(日本視覚障がい情報普及支援協会)が開発する「Uni-Voice」は、iOS/Android対応の音声コードリーダーアプリを用いて読み取ることで格納されたテキスト情報を音声で読み上げる音声コード。2次元バーコードに漢字を含む約800文字が記録できる。
目の不自由な方や失読症など、印字された情報へのアクセスが困難なユーザーへの情報提供方法として採用実績を重ねており、2018年からは視覚障がいを事由として年金を受給している方への音声コード印字を日本年金機構が開始している。
ソニー生命では6月から年に1度送付する保障内容のお知らせ「Sony Life Letter」の裏面にコードを印字を開始し、順次対応を拡大していく。同社では情報の内容を紹介しているが、封筒自身の紹介からカスタマーセンターの情報やURLなどを含む量の情報が小さな四角におさまっている。