Amazon Web Servicesは6月24日(米国時間)、「AWS Control Tower – Set up & Govern a Multi-Account AWS Environment|AWS News Blog」において、「AWS Control Tower」の一般公開を発表した。同サービスは2018年12月に新たなセキュリティ機能として発表、それから半年後に正式サービスとしてローンチされたことになる。
ある程度の規模の会社になってくると、開発チームや開発部署ごとにAWSアカウントを使ってサービスを利用することが多い。開発したサービスを社内で使ったり、外部に提供したりするようになってくると、開発段階で利用していたAWSアカウントを統合する、または一括して管理する必要が出てくる。
AWS Control Towerはこうした場合に利用するサービスで、セキュアなマルチアカウントのAWS環境の構築と運用をサポートする。これまでAmazon Web Servicesと数千の顧客の間で行われたやり取りの中で整理されてきたベストプラクティスがサービスとして提供される。
AWS Control Towerを使うことで、それぞれのクライアントは自由に作業しつつ、お互いに協調した環境を構築することが可能になるとされている。