Microsoftは2019年5月にWindows 10の最新フィーチャーアップデート版を公開した。2019年6月には多くのユーザーがこのフィーチャーアップデートを適用できる状況になっており、手動のアップデート作業によってアップグレードを実施できる。
アップグレードは設定アプリケーションから「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」を選択し、ダウンロードとインストールを促す表示が出てくるので、あとは表示に従って作業を進めればよい。アップデート後にはバージョンが1903に変わる。
MicrosoftはWindows 10をローリングリリースモデルとしており、基本的には常に最新版にアップグレードすることが求められる。このほど、「Windows 10, version 1803 end of servicing on November 12, 2019 (published June 11, 2019)」において、2018年4月のWindows 10 version 1803のサポートが2019年11月12日に終了すると発表された。次のプロダクトおよびバージョンが対象になる。
- Windows 10, version 1803, Home
- Windows 10, version 1803, Pro
- Windows 10, version 1803, Pro for Workstations
- Windows 10, version 1803, IoT Core
なお、次のプロダクトおよびバージョンはさらに1年先の2020年11月までサポートが提供される。
- Windows 10, version 1803, Enterprise
- Windows 10, version 1803, Education
- Windows 10, version 1803, IoT Enterprise
サポート期限が終了したあとはセキュリティサポートが配信されなくなることから、Microsoftはユーザーにフィーチャーアップグレードの適用を呼びかけている。