デルとEMCジャパンは6月13日、新しいSD-WANソリューション「Dell EMC SD-WAN Edge powered by VMware」およびネットワークスイッチ「Dell EMC PowerSwitch S5248-ON」を発表した。Dell EMC SD-WAN Edge powered by VMwareは8月に提供開始を予定し、Dell EMC PowerSwitch S5248-ONの価格は税別で132万8300円~、同日より提供を開始している。
Dell EMC SD-WAN Edge powered by VMwareは「VMware SD-WAN by VeloCloud」ソフトウェアをDell EMCのハードウェアおよび単一サポートのサブスクリプションとしてバンドルすることで、企業の購買エクスペリエンスの質を高める統合プラットフォーム。
また、SD-WANテクノロジーの導入企業を対象にした「Advisory(アドバイザリー)」「Design(デザイン)」「Implementation(インプリメンテーション)」の3つの新しいコンサルティングサービスを発表し、ユーザー企業のプラットフォームのプラン、カスタマイズ、適切なスケーリングをサポートするアドバイザーとしての役割を果たし、モダナイズした仮想ネットワーク機能の展開と管理を支援するという。
一方、同社ではオープンネットワーキングスイッチポートフォリオを「Dell EMC PowerSwitch」としてリブランディングしており、新しいポートフォリオ名で提供される最初のスイッチファミリー「Dell EMC PowerSwitch S5200-ON」は既存モデルとの比較で最大2.5倍のパフォーマンスを実現し、HCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)環境向けのモデルも含まれている。
12ポートおよび24ポートのオプションを提供し、低密度でコスト効率に優れたハイパフォーマンスなToR(Top-of-Rack)の接続性により、エッジ、ストレージ、HCI環境におけるネットワークのモダナイズ(最新鋭化)、自動化、トランスフォーメーションに最適なソリューションを提供するという。
Dell EMC PowerSwitch S5248-ONは「VxRail with SmartFabric Services integration」による管理を基盤に、パフォーマンス集中型のミッションクリティカルなHCI環境をサポートするターンキーエクスペリエンスを提供。
ネットワークファブリックのデザイン、検証、展開に要するステップの最大98%を自動化し、同社初のSmartFabric Service認定25GbEスイッチにより、ネットワークは高いI/Oコンピュートとストレージにペースを合わせることを可能としている。