日本マイクロソフトは6月12日、2019年6月のセキュリティ更新プログラムを公開した。JPCERT/CCは、対象の脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃により任意のコードが実行されるおそれがあると注意を呼び掛けている。
更新プログラムが公開されたソフトウェアは、以下の通り。
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Microsoft Windows
- Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
- Adobe Flash Player
- ChakraCore
- Skype for Business および Microsoft Lync
- Microsoft Exchange Server
- Azure
深刻度が「緊急」に分類される脆弱性を抱えているのは、Windows 10 v1903/v1809/v1803/v1709/v1703、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Server Core インストール(v2019/v2016/v1903/v1803)、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008、Internet Explorer、ChakraCore、Adobe Flash Player。
脆弱性「CVE-2017-8533」に対応するため、Windows 7 向けにセキュリティ更新プログラム 4503292 (月例のロールアップ)、4503269 (セキュリティのみの更新) がリリースされている。