電算システムは、コンビニ収納代行サービスにおいて、スマホ決済サービス「ゆうちょ Pay」の取り扱いを6月7日より開始することを発表した。
「ゆうちょ Pay」は、代金の支払う際に専用アプリを使用して、あらかじめ登録したゆうちょ銀行口座から代金を即座に引き落とすことができる決済サービス。口座直結型決済のため、クレジットカードの登録やチャージなどを事前に行うことなく、スマホアプリから利用することができる。
今回の連携によりユーザーは、「ゆうちょ Pay」で払込票のバーコードを読み込むことで、即時に商品・サービスの代金や公金の支払いを完了することが可能になる。
また、同サービスは銀行口座直結型スマホ決済サービス「銀行 Pay」のマルチバンク決済機能(銀行間の相互乗り入れ)を導入をしている。そのため、「銀行 Pay」に参加する銀行は、同機能により加盟店の共有化が可能となる予定だ。つまり、「銀行 Pay」に参加する銀行のスマホアプリユーザーであれば、アプリに登録した銀行の加盟店でなくても支払いが可能となり、電算システムの収納企業の支払いも同様となる。
電算システムでは、最初の「銀行 Pay」サービスとして、「ゆうちょ Pay」の提供から開始し、順次「銀行 Pay」参加銀行のスマホアプリ決済サービスに拡大していく予定だ。
なお、同社はこれまで提供してきたスマホアプリ決済サービスと同様に、同サービスをコンビニ収納代行サービスの「特約」として提供する。電算システムのコンビニ収納代行サービスを利用している一般企業および公共団体は、「銀行 Pay」を特約に加するだけで、従来の運用フローを変えることなく、「ゆうちょ Pay」および「銀行 Pay」参加銀行のスマホアプリ決済サービスを導入することが可能となる。