TISは6月6日、RPA製品「UiPath」で作成したロボットを一元的に管理・統制する管理サーバ「UiPath Orchestrator」に、独自ダッシュボードを加えてクラウド提供する「RPA管理統制基盤サービス」を開始することを発表した。
同サービスは、UiPathのロボットの管理、実行指示、タスク実行履歴、稼働率やエラー内容の確認ができる管理ツール「UiPath Orchestrator」をベースにしたクラウドサービス。
稼働するロボットのプログラムやログの集中管理・統制と複数台のロボットを集中管理できる「UiPath Orchestrator」の基本機能に加え、独自機能としてワークフロー別の実行件数推移、実行時間推移、効果時間合計、成功率、ロボット別の期間内の繁閑など、実務ですぐに活用できるダッシュボードをプリセットして提供される。
これにより、管理サーバ構築やサーバ運用の手間を省くことができ、ロボットの正常稼働の把握、エラー発生の検知といったIT部門におけるシステム運用の管理業務負担が軽減されることで、企業の担当者は業務効率化に注力することが可能になるとしている。
なお、同サービスは月額定額料金で、月額30万円(税別)/1環境(12ヵ月以上の契約が前提)。なお、「UiPath Orchestrator」のソフトウェアライセンス費用、ダッシュボードのソフトウェアライセンス費用は別途見積となる。