PFUは6日、同社の業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」をJavaScriptを用いた開発でWebアプリケーションからの活用を容易にする「fi Series Web API」の提供を開始した。
「fiシリーズ」は毎分140枚の高速スキャンのA3スキャナーから身分証明書の読み取りにも場所をとらないA6スキャナー、や冊子や図面向けなど用途に応じた豊富なラインナップを揃える同社業務用イメージスキャナーシリーズ。ワールドワイドでの導入実績を誇り、"デジタル"と"紙"を繋ぐ業務効率化を支えている。
今回同社が発表した「fi Series Web API」は、JavaScriptでの開発でWebアプリケーションやクラウドなどブラウザからの活用を可能とするもので、スキャン設定、スキャン、スキャンデータのセキュアなアップロードなどの機能もWebアプリケーションに手軽に組み込めるようになる。例えば、既存の経費・旅費精算のWebシステムに"スキャンボタン"を設置。申請データに領収書を紐付けて保管するといったことも可能だ。
動作には、Fujitsu Scanner Control SDK Runtimeが必要となる。対応機種は以下の通り。
fi-7900、fi-7800、fi-5950、fi-6800、fi-6400、fi-7700、fi-7700S、fi-7600、fi-7480、fi-7460、fi-7300NX、fi-7280、fi-7260、fi-7180、fi-7160、fi-7030、SP-1425、fi-65F