日本ユニシスは6月4日、屋外の設備や環境の監視サービス「MUDEN モニタリングサービス」の提供を開始すると発表した。同サービスは、Microsoft Azureベースの IoT ビジネスプラットフォームで稼働するクラウドサービスとして提供される。
同サービスは、日本ユニシスグループが開発した、小型太陽光パネル付きゲートウェイ(MUDEN G/W)と長距離通信可能なLPWA通信を利用することで、常時監視の課題となっていた「安定的な電源とデータ通信手段を安価に確保すること」を解決し、設備や環境の遠隔監視を実現する。
同サービスの活用例としては、「鉄塔変位モニタリング」「道路標識モニタリング」「路線状態モニタリング」などがある。
日本ユニシスは東京電力ホールディングスと同サービスを活用し、3軸加速度センサーを利用した送電鉄塔の遠隔監視を行う実証を進めている。