Mastercardは4日、次世代フィンテックやコマースのスタートアップ企業を選出するプログラム「Mastercard Start Path(スタートパス )」の日本開催を発表。フィンテックに限らず広くコマース(商取引)のイノベーションに取り組むスタートアップ企業を対象に参加企業を募る専用サイトを設置した。
世界規模での決済を軸としたネットワークを持つ同社は、これまでに米国、中国、インドなど世界各地で同プログラムを開催し10,000社以上のスタートアップ評価実績を持つ。選出企業はグローバルにパートナー企業との連携、Mastercardが持つスケールメリットを享受できる。
募集期間は6月4日から6月28日まで。専用サイトにアクセスして応募、書類審査後の8月上旬に東京都内で開催予定の最終選考へと進む。大手金融機関やカード会社、加盟店などをオーディエンスに迎えた最終選考会では、Mastercard選出の「Mastercardアワード」、オーディエンスの投票による「オーディエンスアワード」の2つのアワードから受賞者が選出される。「Mastercardアワード」はその後の「スタートパス グローバルセレクション」へと進み、10月にドバイで開催される最終選考会へと向かうことになる。