A10ネットワークスは6月4日、DDoS対策専用アプライアンス「A10 Thunder TPS」のハイエンドモデル「A10 Thunder 14045 TPS」の攻撃防御性能を、500Gpsに拡張することを発表した。
A10 Thunder TPSは、レイヤ3からレイヤ7の DDoS防御、高い拡張性、機械学習を利用したインテリジェントなDDoS自動防御機能を提供する、DDoS対策専用アプライアンス。
そのハイエンドモデルであるA10 Thunder 14045 TPSは、高性能かつコンパクトな筐体により、必要となる機器数を削減しながら、進化し続ける攻撃に対応するための拡張性の高いDDoS防御基盤を提供するという。
A10 Thunder 14045 TPSの500Gpsへの攻撃防御性能の拡張は、2019年第2四半期に提供開始するという。
また、サービス事業者は、A10 Thunder 14045 TPS をはじめとする製品群により、自社のネットワークと加入者を保護する収益性の高いDDoS緩和サービスを構築することが可能になるとしている。
なお、A10ネットワークスは、6月12日〜14日に幕張メッセにて開催されるインターネットテクノロジーイベント「Interop Tokyo 2019」のA10ブースにおいて、500Gpsに攻撃防御性能を拡張したA10 Thunder 14045 TPSを展示するということだ。