フォーバルは6月3日、中小企業の働き方改革に対応した新たなアイコンサービスとして、クラウド型勤怠管理システム「IEYASU Powered by FORVAL」をリリースした。新サービスを導入し働き方改革に適切に対応することで、従業員の過度な労働を改善しプライベートな時間が増え、肉体面・精神面での健康増進が期待できるという。

同サービスは、日次勤怠、承認・申請、CSVデータ出力、各種設定、ICカード打刻、日報機能、レポート機能、残業アラート、「どこでも勤怠入力」、位置情報取得などを提供。

日次勤怠ではリアルタイムに従業員の勤務状況を確認でき、毎日の打刻データと勤務データは別々に管理可能という。

承認・申請は、残業や休日出勤の申請・承認に関する機能であり、日単位または月単位での申請・承認が可能。

CSVデータ出力機能では、日次勤怠データや月次の集計データを従業員別にCSV形式で出力可能で、別途提供するExcelツールの利用により給与計算ソフトと連動できる。

各種設定では、時間の端数処理ルールの設定や勤務時間・所定時間・みなし時間などの設定が可能で、会社の就業規則に合った運用が可能としている。

ICカード打刻機能では、交通系ICカードや社員証などのICカードをかざすことで、本人を識別し打刻できる。

日報機能では、勤務時間の管理から実際の業務内容に落とし込んで業務を効率化し、レポート機能では、従業員の勤怠状況をグラフや表で可視化する。

残業アラートでは、従業員の残業時間をリアルタイムで把握可能という。対象勤怠、対象期間、アラート基準、通知方法の設定により、自社に合った運用が可能としている。

どこでも勤怠入力では、直行直帰する従業員でも、スマートフォンやタブレットから時間や場所を問わず出退勤を登録できる。

位置情報取得により、管理者がGPSで取得した従業員の位置情報を管理者画面で閲覧可能 であり、どの場所で出退勤を登録したかを把握できるという。

同社は同サービスの効果として健康増進に加え、限られた勤務時間の中でメリハリをつけて働くことによる生産性の向上や、働きやすい環境を整備することで離職率の低下や新たな人材の確保の面でも効果を期待できるとしている。