Amazonは、Alexaスキルで開発者が収益化を図ることができる"スキル内課金"機能の日本国内での提供を31日、開始した。

  • amazon.co.jp内のスキル表示画面

Amazon Echoなどのデバイスを通じた声での制御も可能にするサービスAlexa。独自機能を加えるAlexaスキルには、なるほどと思う音声によるコンテンツが並ぶ。番組や交通などのリアルタイムな情報からメモやToDoや計算機、カレンダーなどのスキルまで"音声"での情報が加わることで馴染みのモノも今までとは異なるモノへと変わる。

このAlexaスキル内に開発者が収益を図れるスキル内課金機能の国内提供が発表された。スキル内で利用できる機能をさらに拡張できる「買い切り型」、一定期間使用可能なプレミアム機能やコンテンツへのアクセスを可能とする「サブスクリプション型」、ゲーム内通貨のような課金や消費を可能とする「消費型」の3つの形での課金が可能となる。

公式ブログAlexa Blogsには、今回の提供開始が米国に次ぐ2カ国目の展開であること、既に米国ではスキル内課金で音声ビジネスを成功させている開発者が現れていること、音声を活用したゲームEscape the Airplaneを開発するGal Shenar氏は、複数の人気課金スキルを提供し、50万人の月間アクティブユーザーを持つことなどを紹介している。なおブログには、31日現在の日本での課金対応スキルや開発リソースへのリンクも纏められている。