日本電通グループは、AIチャットボット「CB3(シービースリー)」を6月より販売開始すると発表した。
「CB3」は各種問合せ業務の自動化に活用できる対話型汎用AIチャットボットで、SaaS型で提供する。今回第四弾となる「CB3」は、質問文の日本語独特の言い回しの揺れを取り除くことで日本語処理の最適化し、回答性能を向上した。
先行販売中の「CB1」(1問1答型汎用 AI チャットボット)、「CB2」(対話型汎用AIチャットボット)の上位製品として位置付けられ、社内・社外からの問合せ業務の自動化や、業務システムと連携したチャットでの業務データ照会・入力に利用できるという。なお、「CB3」リリース以降も「CB1」、「CB2」、「CB4」は継続販売する。
「CB3」の基本機能としては、IBM WatsonのNLC(自然言語分類)APIとAssistant APIを活用した1問1答方式と対話継続方式の質問受付・自動回答に対応。これに加えて、「CB3」は日本語処理の最適化し、従来のAIチャットボットと比較して、より少ない AI 学習用サンプル質問文、同義語で同等以上の回答性能発揮。また、1つのAIチャットボットから最 19までのコーパス(FAQ集)を横断検索する機能を搭載した。
さらに、REST APIによる外部業務システムとの接続機能を搭載したほか、 Kubernetesクラスタ上に展開できる。
価格は、月額利用料金が300,000円(税別) から、初期費用が600,000円(税別)から。